第12話 「最高の待て」の称号に輝きました!

「お座り」は、愛犬ペペがはじめて覚えたコマンドです。

犬のしつけ教材「イヌバーシティ」で、今回、「待て」の訓練をしますが、「お座り」も「待て」なのだそうです。

今もご飯をあげる前に、必ずお座りをさせているので、すでに「お座り」は完璧なので、今回の訓練も順調にいくはずです。

たぶん……。

↓愛犬ぺぺのしつけに用いた教材↓

意外に奥が深いぞ、「お座り」

ただ、教材を注意深く視聴していると、単にお座りといっても、お座りしている間、床を嗅ぐことも、ちょろちょろと身体を動かすこともNG

その場でじーーーっとしていなければなりません。

得意のお座りを披露するペペ

教材はこう説明します。

「お座りといっても座ればいいのではないのです。そこにはその場でじっと待つという意味が含まれています」

よしというまで動いてはいけません。これはガマンさせるというもっとも大切なしつけです

「時間がかかってもいいので確実にマスターするようにしてください」

おぉ、聞けば聞くほど、意外に難易度が高いかも。

落ち着きのないペペにしてみれば、じっとしているのは厳しいのでは?

パパは不安になりました。

とりあえずやってみるか。

「よし、ペペ、お座りだ」

ちょこんと座るペペ。

お座りができたら、イヌバーシティで教えているあることを行います。

これは、クリッカー訓練(第8話)でやったし、クレートトレーニング(第10話)でもプレイス訓練(第11話)でもやったので、かなり慣れました。

ちょこんと座るペペ。

だけど、フローリングがすべるのか、段々と前足が前にツツツーッとすべっていきます。

「ペペ、お座りだぞ」

そう注意すると、ちょこちょこと前足を直して、キリリとお座りしなおします。

こんなことを繰り返しながらも、お座りというと短い時間であれば、じっと動かないようになりました。

「初日にしては、なかなか上出来じゃないかな」

これまでのお座りは一発芸だった!

考えてみれば、これまでのお座りはご飯をあげる前の儀式みたいなもので、いわゆる一発芸だったかもしれません。

ペペにご飯をあげるのは、娘の役割で、娘は必ず「ペペ、お座り。お手、おかわり、伏せ」といって、これが上手にできると、「はい、食べていいよ」とやります。

これでは「お座り=ご飯」になってしまい、本当の意味の「お座り=待て」とは別物です。

ペペにしたら、お座りはごはんの前にするもの。

外国人でいえば、アーメン、日本人でいえば、いたただきますと同じです。

これでは、いかん!

娘を呼んで、本当のお座りとはどういうことかを教えました。

娘がクリッカー訓練に挑戦

「よし」といって、お座りから解放

「いい、わかった? お座りはガマンさせることが大切なんだからね」

「はーい」

お座り=待ての訓練は、これで終わりではなく、このあとレベルをあげて、さらにじっと待つことを覚えさせていきます。

例えば、目の前におやつが落ちていても食べない、おもちゃが転がってきてもお座りを崩さない、飼い主が目の前からいなくなってもそのままの姿勢でいる、そんなところまで極めなければいけません。

「ペペ、おいで!」

おや、娘がペペを呼んでいます。

「お座りはガマンなんだよ、わかった」

さっき、教えられたことをペペに伝えています。

出た! これぞ、究極の「待て」

「ペペ、お座り! じっとしてて。食べちゃダメだよ。ダメだからね」

おやつのスティック型ミートを手に持ち、ペペの口に近づけます。

そして、「ペペ、待てだからね、待てよ」といいながらペペの口元にじわりじわりと近づけます。

ペペもお座りを維持しながら、口に近づくミートを避けるように顔だけをそむけ、食べたいのをじっとガマンします。

ただ、やっぱり食べたいのか、舌をぺろりと出してミートを舐めるそぶり。

それでも娘は手をゆるめません。

「待てよ、待てだからね」

ペペの首がひねる限界まできたところで、ようやく娘が「よしっ」といって、ペペはパクリとミートを食べることができました!

おやつを目の前にガマンするペペ

これぞ、究極の「待て」なのかも!

一瞬、パパはそう思いましたが、なんか違うような……。

待てを習得するのには時間がかかるというし、主従関係を築く基礎であり、すべてのしつけに通じる大切な訓練です。

もう1回、イヌバーシティを観て、明日から、じっくり取り組もうっと!

▼第13話につづく

ゴミ箱あさり……。 これは、愛犬ペペの問題行動のひとつです。 特にティッシュがお気に入りです。 匂いがついているせ...

私が愛犬ペペのしつけ方法を学んだ『イヌバーシティ』とは

この教材、本当におすすめです。

私は『イヌバーシティ』で犬のしつけについて学び、愛犬ペペと正しくコミュニケーションが取れるようになりました。

そして体罰なしで様々なしつけが出来るようになったのです。

興奮、ゴミあさり、脱走、トイレなど、困っていた問題行動をいくつも直せたので本当に感謝しています。

さらに、ぺぺ自身もしつけ前に比べて毎日楽しそうに、幸せそうに過ごしているんです!

しつけを通じてぺぺとの絆が前よりずっと深まったと感じています。

「困った行動を直したい」「愛犬ともっと仲良くなりたい」と考えている飼い主さんは、『イヌバーシティ』をぜひ使ってみてください。

 

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