第15話 リーダーウォーク、できるかな、できたかな

愛犬ぺぺは、散歩が大好き。

それはとてもいいことですが、散歩の道具を用意するだけで、興奮マックスで、身体全身で喜びを表現します。

とにかく外に出たい、興味あるものにまっしぐら。

そんな状態で外に出ようものなら、こんな身体が小さいくせにどこにそんな力があるのかと思うくらい強い力でパパを引っ張ります。

当然、リードは伸び切った状態。

ときどき首輪が喉元に食い込むらしく、ゲホゲホやるほどです。

「もう、引っ張るからだろ!」

そう指示しても、ペペは馬車馬のように駆け出すことをやめません。

3か月前は、飼い主が立ち止まっても強引に進もうとするペペでした

ぺぺの散歩には、毎回苦労するパパであります。

そんなパパの夢は、ペペがパパの横を歩き、パパが止まったらペペはお座りして待つような散歩ができること。

これをリーダーウォークというのだそうですが、犬のしつけ教材「イヌバーシティ」で知りました。

この教材を使ってペペのしつけをはじめた頃にリーダーウォークに挑戦したけど、基礎訓練ができてなかったので、全然うまくいかなかったっけ。(第5話参照

今回は、このリーダーウォークに再挑戦です。

↓愛犬ぺぺのしつけに用いた教材↓

リーダーウォークに挑戦だ

リーダーウォークができるようになるためには、まずはリーダーウォークとは、なにかを理解する必要があります。

ポイントは以下のふたつ。

  1. 犬は飼い主の横を歩くこと
  2. リードは常に緩んだ状態であること

うーむ、確かにリードがピンっと張って、ペペが先導している状態じゃ、とてもリーダーウォークと呼べるものではないですね。

というより、てんで話にならないって感じ。

早速、「イヌバーシティ」で教えるリーダーウォークの訓練方法を試すことにします。

ステップ1

自分の横を歩かせる練習をする

「よーし、ペペ、おいで」

イヌバーシティで教えているあることをしながら自分の横を歩かせます。

ソファのまわりをぐるぐる回り、横に並んで歩く感覚を養います。

「ペペ、いいぞ、その調子だ!」

ステップ1の方法で誘導を練習中

これは案外、簡単にマスターできました。

ステップ2

イヌコンテンツに当たるので表示不可)をして自分の横を歩かせる

このステップから、外で実践することにしました。

散歩の支度をすると、ペペがはしゃぎ出しますが、最近では、リードをつけるときに「お座り」をさせています。

興奮を落ち着かせるという意味と、お座りはじっとすることを定着させるためです。

お座りをガマンできずに立ってしまっても、再度お座りをさせます。

じっとお座りができるまでは強引にリードをつけることをしません。

ペペの足が止まった!

外に出る時も、飼い主から先に出るようにします。

玄関を開ける際に「待て」と声をかけ、飼い主が出たあとに、「よし」というコマンドで出ることを許可します。

これもできるようになりました。

ところがです。

外に出ることを許されたペペは、一目散に駆け出しました!

「やっぱり!」

しかし、リードが伸び切った瞬間、ピタッと足を止めるではありませんか。

以前のペペであれば、リードが伸び切った状態でも駆け出すことをやめず、その結果、ゲホゲホするのですが、それがなくなりました。

さらに、パパはイヌバーシティのやり方に従ってパパの方に呼びます。

なんと! ペペがパパの横で歩きました!

わずかながら、リーダーウォークができた瞬間!

ステップ3

飼い主が止まったら、犬は座って待て

本来、ステップ2が完璧にできてから実施するのですが、案外、いい感じなので、ステップ3も試してみたくなりました。

リーダーウォークの練習中に、わざと止まり、「お座り」を指示しました。

すると、どうでしょう。

ペペがちょこんとお座りをします。

クルマが横を通り過ぎる瞬間もお座りをしたままです。

「おぉ、成長がうかがえる」

クルマが横を通っても「お座り」をしている瞬間のペペ

確かな手応えを感じるパパとママ

最終段階のステップ4では、どんなシチュエーションでも飼い主が止まったら、犬は座って待てなので、その一歩手前まで来た感じもしますが、焦りは禁物。

ここまでは調子よくできていたペペですが、どうも好奇心が旺盛のせいか、油断するとすぐにパパを越して先導してしまいます。

そのたびにリーダーウォーク訓練を繰り返します。

それでもすぐにまた、パパを抜こうとするので、イヌバーシティの教えに従いあることを行います。

その結果、基礎訓練をするだけの散歩の日が続きます。

しばらくして、パパとママはペペの散歩について語りました。

「以前よりはペペに振り回されなくなったけどね」

「そうね、今度はもう少しリードを短くして散歩してみたらどうかしら」

いろいろ話した結果、やはり基礎訓練が大切であろうと、ここはステップ2をしっかり身につけるべきということになりました。

リーダーウォークまでの道のりは長い。

でも、確かな手応えを感じるのでした。

ママもリーダーウォークに挑戦

▼第16話につづく

今回は、愛犬ぺぺの食糞に関するお話です。 生後6か月でわが家にやってきた当時、最初に異変に気がついたのはママでした。 「...

私が愛犬ペペのしつけ方法を学んだ『イヌバーシティ』とは

この教材、本当におすすめです。

私は『イヌバーシティ』で犬のしつけについて学び、愛犬ペペと正しくコミュニケーションが取れるようになりました。

そして体罰なしで様々なしつけが出来るようになったのです。

興奮、ゴミあさり、脱走、トイレなど、困っていた問題行動をいくつも直せたので本当に感謝しています。

さらに、ぺぺ自身もしつけ前に比べて毎日楽しそうに、幸せそうに過ごしているんです!

しつけを通じてぺぺとの絆が前よりずっと深まったと感じています。

「困った行動を直したい」「愛犬ともっと仲良くなりたい」と考えている飼い主さんは、『イヌバーシティ』をぜひ使ってみてください。

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする