犬のしつけ教材「イヌバーシティ」をはじめてから6か月が経ちました。
愛犬ぺぺの問題行動が少なくなったと感じています。
これ、正直な感想です。
思い起こせば、当初、ぺぺにはこんな問題行動がありました。
- 食糞
- ごみ箱あさり
- 他の犬に興奮する
- とにかく落ち着きがない
- 脱走して帰ってこない
こうして並べてみると、なかなかの問題犬です(汗)。

庭であそぶペペちん
問題行動を振り返って……
ペペの問題行動をどうやって克服したか、それぞれの回で詳しく書いていますが、ざっくりと振り返ってみたいと思います。
食糞(第16話)
犬が自分のウ〇チを食べるという衝撃的な行動です。
が、原因がわかれば対処方法もそれほどむずかしくありませんでした。
食糞するにはいくつかの原因があって、ペペは食欲旺盛でした。
それをイヌバーシティに従って対処することで解決しました。
ごみ箱あさり(第13話)
なぜかティッシュに興味があって、ごみ箱に捨ててあるティッシュをつまみ食いします。
つまみ食いだけでも困りものなのですが、ごみ箱をひっくり返して部屋中を散らかしてしまいます。
そこで、拾い食いをさせないしつけと、ティッシュは食べてはいけないものということを教えました。
飼い主と犬との間で主従関係ができていると、かんたんにマスターできます。
主従関係の大切さを実感した回となりました。
他の犬に興奮する(第9話)
家の外で散歩している犬にむかってキャンキャンと吠える問題行動です。
興奮して飛び回るせいで、カーテンをひっかいてしまい、ビリビリに破いてしまいます。
これは根気勝負で、キャンキャン吠えるたびに(教材のコンテンツに当たるので表示不可)で対応しました。
体罰は使いません。
これもイヌバーシティの特徴です。
記事を書いたあとも、さらにを訓練を実施し、とにかくキャンキャン吠えないよう徹底しました。
とにかく落ち着きがない(第12話)
この問題は、「待て」で解決しました。
「待て」には、その場で待機する要素を含んでいますが、これまでは、そこまでの認識がなかったので勝手にふらふらと歩き出すことを許していました。
イヌバーシティのしつけどおりにすることで、以前よりもずっといい子になりました。
脱走して帰ってこない(第18話)
脱走したら自力で帰って来ないのでやっかいです。
テラス窓が開いていても勝手に出ないようにすれば問題解決すると思いイヌバーシティの対処方法を習慣化させました。
習慣はすぐに身に着いて、脱走癖を直すことができました。

玄関で「よし」を待つペペ
なぜイヌバーシティを実践すると問題行動がなくなるのか
そう、何も特別なことをしたわけではありません。
私たち夫婦は、イヌバーシティの教材どおり実践しただけです。
ママは以前に犬を飼っていた経験があり、しつけの心得がありました。
ですが、「お手」といえば手を出す、「お座り」といえばちょこんと座る、これをしつけと思っていました。
お手やお座りができても犬は飼い主のいうことは聞きません。
本当のしつけとは、犬自身が、飼い主がどうしてほしいかを感じ取り、そのとおりに行動してくれること。
そのためには、信頼関係を築くことが大切なのです。
イヌバーシティが、そのことを教えてくれました。
犬は群れで行動するためリーダーが必要なのですが、多くの問題行動は、そのリーダー役を犬自身がなっていることが原因だと気づきます。
飼い主がリーダーにならなくてはなりません。
クリッカーという音が鳴る道具を使い、ひたすら「YES」の教え方やリードの使い方も学ぶことができました。
愛犬が少しずついい子になっていくのがわかるので、しつけをするのがうれしくなります。
プレイスは魔法のことば
特にわが家では、「プレイス」を多用しています。
これは、イヌバーシティで覚えたコマンドです。
詳しくは、第11話を参照いただきたいのですが、このコマンドで、ペペは待つことやガマンを覚えました。
食事中にプレイス。
キャンキャン吠えたらプレイス。
来客時にウロウロしたらプレイス。
と、本当によくプレイスを使います。
興奮し過ぎて、プレイスの指示が耳に届かないときも、指示が聞こえるまで命令し続けます。
たまに、プレイスって言われてるけど、聞こうかな、聞くのやめようかなと、ペペがソワソワするときもあります。
そのときも命令を徹底します。
「よぉし、いい子だ、そのままプレイスだからね」
この6か月の間で、本当に問題行動がなくなったペペです。
これって、イヌバーシティのお陰だよね。
ありがとう、イヌバーシティ!

ありがとう、イヌバーシティ
▼最終話につづく