第17話 マナーバンド卒業試験(トイレトレーニング)

愛犬ペペにとって最大の試練がやってきた!

今回の訓練は、ぺぺがもっとも苦手といっていいでしょう。

トイレトレーニングです。

正直、トイレには、本当に苦労してきました。

というか、今も苦労しています。

はい、がんばります!

↓愛犬ぺぺのしつけに用いた教材↓

ママのトイレ奮闘の歴史

わが家にはじめて来たときのペペは、教えてもないのにトイレトレーでする賢い犬でした。

生後6か月、オスにもかかわらず、片足をあげずにおしっこをしました。

その後の去勢するタイミングですっかりオスになり、片足をあげてするようになりました。

そのころからですか、ペペはトイレを外すようになったのは。

一応、トイレトレーの上ではするんですけどね。

トレーの端で、片足をあげてジャーーーッとすると外してしまうのです。

「ペペッ、また、外して!」

キレイ好きなママはこれが気に入らない。

「どうしたら前みたいに足をあげずトイレができるようになるかしら」

と、考えるママにひらめきが訪れます。

「あ、そうだ!」

ペペがオシッコする瞬間、おもむろにペペのオシリを押さえつけ、片足をあげないようにしました。

ところが、これに驚いたペペはトイレトレーから脱出。

全然違う場所でおしっこをしていまいました。

ダメだ、こりゃというわけで、今度はサイズの大きいトレーを買ってきました。

トレーが小さいせいで端っこになってしまうと考えたのです。

しかし……

「なんでトレーを大きくしたのに、端っこでするのよ!」

まるっきりの期待はずれ。

それならばと、囲いがあれば端でできないだろうと、さらに新型を投入。

ところが、囲いにペペが抵抗感を示し、あえなく撃沈。

いろいろなトレー、すべて役に立たず

トイレトレーが変わったり、トイレを外すたびに大騒ぎしたりしたせいか、ペペはあちらこちらでおしっこをするようになりました。

それに比例してママの回数も増え、終いには、

「もぉ、なにがなんだかわからない」

とママもさじを投げる始末。

結局、初心に帰ろうと、最初に使っていたトレーに戻しました。

ただ、ペペにはマナーバンドが巻かれることになりました。

いろいろなマナーバンド

ちなみに、この日からママがいちばんペペに望むことは、「トイレをちゃんとしてほしい」になりました。

マナーバンドをまかれる人生

マナーバンドはしつけの怠慢!?

犬のしつけ教材「イヌバーシティ」にトイレトレーニングの解説があります。

我流ながらも、一応、トイレはできている状態ですが、イヌバーシティで教えている方法も実践しています。

すると再びトイレトレーでおしっこをするようになりました。

週末に2階の寝室で一緒に寝るときも、トイレに行きたくなると、タタタッと下に降り、トイレトレーでしています。

さらに、実家に帰省したときも、しっかりトイレトレーの上でします。

場所が変わってもできるということは、トイレはトレーの上ですることを覚えた証拠です。

ただし、すべてマナーバンドをしたままですが……。

イヌバーシティ」いわく、マナーバンドは飼い主の怠慢と指摘します。

この言葉が、妙にパパの心に引っ掛かります。

マナーバンドをつけていることは、トイレのしつけを放棄した証なんだろうなあ。でも、逆にいえば、ちゃんとしつけをすればそれほどむずかしいことではないということなのかもね」

いつの間にか食糞もなくなったし(第16話参照)、トイレもまた、今のペペならできるような気がします。

今こそ、マナーバンドを外すタイミングなのでは!

パパはママに相談します。

「ね、ママ、マナーバンドを外してみない?」

「いいけど、きっとペペは外すわよ」

「それならだいじょうぶ。この間教わった対策を試せばいいんだよ」

この対策は、Webセミナーで知りました。(第14話参照

ママを説得して、ペペのマナーバンドを外しました。

マナーバンドを外してみたぞ

早速、その対策を試してみました。

以前、急に環境が変わると怖がったので、慣れさせる配慮も忘れません。

「よし、準備は完璧。あとは、ペペがおしっこするのを待つだけだ」

とある工夫をしたトレイトレー

しかし、この日に限ってなかなかペペはおしっこをしません。

最近、気温が下がったせいなのか、はやりトイレトレーが変わったせいなのか、ペペは家のなかをウロウロするばかり。

トイレのしつけを始めて9時間になろうとしたとき、ペペがトイレトレーに向かい、片足をあげ、おしっこをしました!

「おっ!」

ペペの元に駆け寄るパパでしたが、それはトイレトレーの上でなく、トイレトレーの横でした。

「やっぱりペペにはむずかしいか」

密かにできるとおもっていただけに、パパは残念至極です。

一方のママは、「やっぱりね」と冷ややか。

いつもであれば、朝にウ〇チをするペペですが、今回に限ってはしていませんでした。

トイレが少し変わったせいかもしれません。

パパはあらためて犬のしつけさのむずかしさを感じつつも、ここは辛抱強く、待つしかありません。

その翌日、今度は朝起きると、トイレトレーの上にウ〇チがありました。

「よっしゃ、トイレに慣れたか」

しかし、今日はおしっこをリビングのカーペットの上でしてしまいました。

ママと話し合い、「これ以上、リビングが汚れるのは嫌」ということで、マナーバンドをつけることにしました。

マナーバンドをしても、これまでのようにトイレトレーの上でおしっこする姿が確認できれば確実です。

「うん、わかった」と承諾するパパです。

それから1週間が過ぎました。

いまだにトイレトレーでおしっこする現場を目撃することができていません。

丸くなると黒の毛玉に変身するペペ

マナーバンドを変えるときに汚れていたり、トレーの上にウ〇チをしたりする形跡はあるのですが……。

「これは、思ったより持久戦になりそうだ」

現時点の結果:マナーバンド卒業試験、合格ならず!

ペペの試練は続くのでした。

▼第18話につづく

「またペペが脱走した!」 わが家では、洗濯物を干すスペースが1階にあるわけですが、その洗濯物を干す瞬間をねらっ...

私が愛犬ペペのしつけ方法を学んだ『イヌバーシティ』とは

この教材、本当におすすめです。

私は『イヌバーシティ』で犬のしつけについて学び、愛犬ペペと正しくコミュニケーションが取れるようになりました。

そして体罰なしで様々なしつけが出来るようになったのです。

興奮、ゴミあさり、脱走、トイレなど、困っていた問題行動をいくつも直せたので本当に感謝しています。

さらに、ぺぺ自身もしつけ前に比べて毎日楽しそうに、幸せそうに過ごしているんです!

しつけを通じてぺぺとの絆が前よりずっと深まったと感じています。

「困った行動を直したい」「愛犬ともっと仲良くなりたい」と考えている飼い主さんは、『イヌバーシティ』をぜひ使ってみてください。

 

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